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クラウドファンディングはメリットばかり

 クラウドファンディングとは、その名の通り、群集から資金を調達するというように、関心や興味を持ってくれる人々から支援してもらうことをいいます。
ある業界でやっていけるのは「ほんの一握り」です。
例えば、芸術家を目指すにしても、コネもなければ、芽も出ずに埋もれたまま、という人も実際にいるはずです。
芸術品を生み出したとして、売買が目的であるとして、自費でどれだけの販売活動ができるのでしょうか。
その救いの手を一般の人、専門家、企業が担っています。
クラウドファンディング運営会社が仲介業者となり、芸術家はプロジェクトの企画者(資金調達者)で、通常の自費の部分を担うのが資金出資者となる一般、企業、専門家などです。
クラウドファンディングと一口にいっても、大まかに、寄付型・購入型・貸付型に分けることができ、芸術家にとっては、寄付も購入も貸付も、どれもがメリットになり得る内容です。

 そもそも、資金はどのようにして集まるのでしょうか。
その仕組みは実に単純明快で、プロジェクトを企画する者が、運営会社に登録して、そのサイト内で自身のプロジェクトを提案します。
その内容が詳細で具体的であり、なおかつ、出資してくれた出資者には「お返し」が提案書とセットになっているのが特徴です。
その内容を見た出資者が、多少なりとも興味や関心を持てば、一口幾ら、という出資を行います。
この時に「目標金額」が設定されています。
金額に達すれば、プロジェクトが遂行できますが、募集期間内までに達することができなかった場合、出資したお金は返還されます。
この場合に設定額が大きければ、無名の企画者にはデメリットでしかないイメージがあります。
そこでポイントになるのが、利息・配当の意味もある「お返し」です。
出資者からすれば、見返りの意味もあるのではないでしょうか。

 クラウドファンディングは、金銭的利益だけではありません。
目標金額に達すれば、運営会社にはそれ相当の手数料が支払われますし、企画が当たれば、無名から脱却できる可能性も秘めています。
例えば、芸術家として個展を開きたいとしましょう。
出資してくれれば、個展のチケットと出展する商品でお礼をする企画と提案をすれば、万が一、資金が集まらずとも、出品するはずの商品は支援者の手に渡ります。
出資者には、お金も返ってくるし、芸術作品を手にすることができます。
目標金額に達すれば、個展も開けて多くの人が集まるであろう展示会にて、販売や自分を売り込むことが可能になります。
企画力が乏しいのなら、プレゼンテーションを学びましょう。
目的を明確にし、芸術性に合わせたプレゼンを考えましょう。
最近では、芸術家としてバリアフリーやユニバーサルデザインなどの視点からの企画も提案されています。
生産現場の見学、実体験でのお返しにより、健常者のみならず身体能力に衰えを感じる出資者からは、よりよい関係のあり方を考察するよい機会であることも評価されています。

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